2011年9月10日土曜日

山中商会

展覧会レビューなどを発信していらっしゃるTAkさん
Blogを読ませていただいているのですが
目に付いたのが山中商会のことを書かれた朽木ゆり子さんの
ハウス・オブ・ヤマナカ


『ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商』(新潮社)
朽木ゆり子(著)
なぜアメリカの有名美術館には、日本や中国の国宝級名品が収蔵されているのか?
ロックフェラーらアメリカの大富豪を相手に超一級の美術品を商った山中商会の興亡。

【目次】

琳派屏風の謎
第1部 古美術商、大阪から世界へ(「世界の山中」はなぜ消えたか;アメリカの美術ブームと
日本美術品;ニューヨーク進出;ニューヨークからボストンへ)
第2部 「世界の山中」の繁栄(ロンドン支店開設へ;フリーアと美術商たち;
日本美術から中国美術へ;ロックフェラー家と五番街進出;華やかな二〇年代、
そして世界恐慌へ;戦争直前の文化外交と定次郎の死)
第3部 山中商会の「解体」(関税法違反捜査とロンドン支店の閉鎖;日米開戦直前の決定;
開戦、財務省ライセンス下の営業;敵国資産管理人局による清算作業;
閉店と最後の競売;第二次世界大戦の山中商会)
如来座像頭部

【朽木ゆり子氏からのコメント】
1895年、NYに小さな店を開いた大阪の美術商、山中商会は
日本や中国の美術品ブームに乗って、あっという間に
ボストン、シカゴ、ロンドンと店を広げ、ロックフェラー家からイギリス王室までを
顧客とする世界一の東洋美術商になりました。
山中商会の存在がなければ、日本美術はこれほど外国に浸透しなかったでしょう。
しかし第二次世界大戦によって敵国企業となった山中商会の運命は一変します。
全店舗が閉鎖、また美術品は全点が押収・売却され、
山中の名前は歴史の藻屑と消えました。
これまで、山中商会の名前は世界中で知られていましたが、
具体的な活動は「謎」でした。
本書はアメリカ側の資料を徹底的に調べて、
山中商会が果たした歴史的役割を描き出した壮大なドキュメントです。


『ハウス・オブ・ヤマナカ』(新潮社)刊行記念
〈タイトル〉消えた世界的古美術商「山中商会」
〈サブタイトル〉日本美術の海外伝播に果たした役割
ニューヨーク在住の著者と気鋭の日本美術史家が語る

〈出 演〉 朽木ゆり子さん、山下裕二さん
〈日 時〉 2011年9月26日(月) 午後7時開演(6時30分開場)
〈会 場〉 新宿・紀伊國屋サザンシアター / 紀伊國屋書店新宿南店7階
〈料 金〉 1,000円(全席指定、税込み)
〈前売取扱い〉
キノチケットカウンター(新宿本店5階/受付時間10:00~18:30)発売中
紀伊國屋サザンシアター(新宿南店7階/受付時間10:00~18:30)
〈電話予約・問合わせ〉
紀伊國屋サザンシアター(03-5361-3321/10:00~18:30)

=TAkさんBlog「弐代目・青い日記帳」から転載=
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2613

本を読むのはもちろんのこと是非トークショーにも行って
話をお聞きしたいですね


偶然の再会

昨日、facebookを使って同窓生をチェックしていたところ
ヒョンなことから昔の業界での同業者の方を見つけたのです
その昔勤務していた会社が色々な事業を行っており
ギャラリーがメインだったのですが
アンティークウォッチショップもやっており
立ち上げの時に関わったためイギリスへは何回か仕入れに行かせてもらいました
冬ばかりだったので寒くて寒くて大変だったけれど楽しい思い出
その当時に同じアンティーク時計を扱っていた方が
facebookでヒットして顔写真をみて確信
現在も移転先でアンティークウォッチショップとギャラリーまで展開されていました
そして何とご本人がアーティスト
これにはビックリ
早速お友達リクエストをして
先方も懐かしがっていただきチャットで近況報告
お互いに店があるので調整が大変ですが
近々に呑もうとなりました
何だか得をした気分になって今から再会が楽しみです
この話には更にビックリするおまけがあり
同じその日に
その方のギャラリーに訪問されたアーティストが
早速お友達リクエストをしたそうです
そうしたら私もお友達リストにあってビックリしたそうです
なんとその人はgalerieHでも発表している作家だったのです
facebook上では皆さんから世の中狭いねーって云われて
まさにそうですね
やはり何か繋がっているんですね
また更に楽しいギャラリーライフが送れそうです
↓ここです↓
http://oldtimes.jp/

2011年9月9日金曜日

月刊ギャラリー記事

せっかく月刊ギャラリーが取材してくれて記事にしていただいたのに
facebookやBlogにアップするのを忘れていました
8 Solo Exhibition_sに参加される8名のアーティストたちには
発売前にメールでお知らせしておいたのですが
実際に発売になってからは何もしていませんでした
怠慢です
ここに遅ればせながらアップします
8月号と云うこともあり既に書店には無いと思われます
ので記事部分の画像も上げておきたいと思います
ギャラリーステーション様よろしいでしょうか
と云っても上げてしまってますが



2011年9月8日木曜日

見返り美人

冷たくて気持ちイイんだから寝かせておいてよ・・・

2011年9月7日水曜日

1歳の誕生日

今日でgalerieHが三軒茶屋にオープンして1歳になりました
縁あって三軒茶屋にギャラリーをオープンすることが決まりアタフタと準備をしたのが
2010年7月のことでした
スタートの企画展には多くの方々にお越しいただき
また皆さんから沢山の祝福をいただき
何とか1歳の誕生日を迎えることができました
これも作家の皆さんやサポーターの皆さんアートファンの皆さんのご支援があってのこと
本当に感謝しております
小さなギャラリーですが小さいからこそ出来る展覧会を
アートファンやサポーターの方々へお届けしていきたいと思っています
微力ですがこれからも頑張っていきますので
何卒よろしくお願いいたします

進化する展覧会!?

9月4日(日)から始まった清水由紀子展
二日目から少しずつ進化してます
展覧会と云うとやはりスタートには完成させて
皆さんに観ていただく
そして若干の変更はあるものの最終日までは基本形は保つのが多いと思います
しかし清水さんは違いましたきかく
今回映像作品があることも影響しているのだと思いますが
常に表現の変化を楽しんでいるような
私たちも日々変化していくギャラリーを観ていると
とても楽しいですね
LEDの色をピンクから赤に変えたのも映像作品を追加したのも
そして今日はギャラリーの真ん中に帆船が出現
更にまだまだ変化していくそうです
今回の展覧会への清水さんの気持ちが伝わってきます
実はこの展覧会2週間で終わってしまうのはモッタイナイとのお声も
しかし企画の順番は決まっておりますので
また別の機会に開催したいと思います
是非お越しになって清水由紀子の世界を堪能してください
閉廊時間の延長も検討中です
お問合せください




2011年9月6日火曜日

清水由紀子展オープニング

9月4日(日)からスタートした清水由紀子展
初日のオープニングには沢山の方々にお越しいただきました
有難うございます
↓facebookページにもアップしてありますのでご覧ください↓
http://www.facebook.com/pages/galerieH/271289142881791





清水由紀子展

8 Solo Exhibition_s Case2おtt
今展は写真作品のほかに映像作品を展示してあります
ギャラリー内で清水由紀子の世界が堪能できるように
照明も展覧会の趣旨にそって色を変え
ハロゲンライトではなくLEDライトによる効果を出しています
映像作品を上映している関係で
外部の光を遮断すべく窓は覆っておりますが
どしどし入ってきてください
外はまだまだ蒸し暑いですが
ギャラリー内はチョット涼しいかも知れませんよ
映像と音の空間に身を置いてみてください